松茸 | ブロッコリー・スーパースプラウト | キャベツ | レタス |
胡瓜 | オクラ | ピーマン | 南瓜 |
椎茸 | 玉葱 | 馬鈴薯 | メークイン |
白菜 | アスパラガス | 白葱 | 牛蒡 | 甘藷 | トマト |
松茸は古くより日本各地に自生していたキノコですが、中国・韓国・北朝鮮やアメリカ・カナダなども産出国となっております。 出荷時期は早いもので6月頃より始まり最終は12月頃までありますが、国内産が出回るのは9月の初めより11月初めぐらいまでの間です。 松茸は香りや食感を楽しむものです。品物を選ぶときのコツは、元々色の白い部分は飛切り白く際立ち、また足の部分を指で押すとしっかりとした弾力がありハネ返ってくるものがよいでしょう。指で押してもスカスカで柔らかいものは”虫食い”の可能性があるので注意しましょう。 |
皆様は「スルフォラファン」という成分をご存知でしょうか。これはガン予防に非常に有効な成分で、これまではブロッコリーが全野菜の中で最も多く含まれていると言われてきました。ところが今日、ブロッコリーの超新芽(スーパースプラウト)には、なんと、ブロッコリーの20倍〜50倍も含まれていることが解かったのです。 この「スルフォラファン」は熱を加えても壊れにくい性質なため、生食から加熱料理まで、メニューの幅が広がります。成人が1週間に摂ることが望ましいとされる量は、約50gほどでしょう。 |
甘藷(サツマイモ)は一見表皮の色・ツヤが目につきますが、味や栄養分については、その様な見た目は関係ありません。それよりも形!太く長く、よく成長したものを選ぶのが良いでしょう。そして品種!!弊社では繊維の細かくホックリとした食感が味わえる『鳴門金時』をオススメいたします。 |
ピーマンの原産地は南アメリカで、日本には明治初期に伝えられ現在では高知県・宮崎県・茨城県が主要産地になっています。 ピーマンは表皮の色・ツヤがよくピンピンしていて、ガクの部分をかるく押すと、弾力性があり指に応えてハネ返ってくるものほど新鮮で柔らかく美味しいものです。 皮がしなびてしまっているものは収穫してから時間が経っているので避けましょう。 |
白ネギは中国より伝来したもので、地方によって長ネギ・東京ネギ・根長ネギとも呼ばれています。 これは緑の葉の部分と白い茎の部分がハッキリと分かれ、指で押して”ハリ”があるものが新鮮といえるでしょう。 また葉先が枯れているものや皮のだぶついているものは避けましょう。 |
キャベツなどのアブラナ科には共通していえることですが、十分に成長しきって「トウ立ち」する直前が最も栄養分が高く、甘味も香りもよく一番おいしい時期だといえます。「トウ」が立ってしまうと、せっかく溜め込んだ栄養分が花・茎に取られてしまうため、味がグンと落ちてしまうのです。 半分に切ってあるものは芯の高いものを選べば良いのですが、切っていないものはできるだけ重いものを選びましょう。また、保存方法は、外葉を取って、芯の部分をくり抜き冷蔵庫で保管するとよいでしょう。 |
南瓜(ナンキン・カボチャ・トウナス)は、南アメリカ高原乾燥地帯の原産で日本には幕末に渡来し、緑黄色野菜の王様で貯蔵性が高く、冬場の栄養補給という意味より冬至に食べる習慣がつきました。 南瓜はヘタに白い縦の亀裂があり乾燥しているものが甘く完熟していておいしい目安になるといえるでしょう。また、切ってあるものは、種がふっくらとしていて果肉の厚いものがオススメです。 一般的にはエビス南瓜が出回っておりますが、その他にも栗あじ南瓜やミヤコ南瓜などがあります。 |
「ジャガイモ」というのは、16世紀にオランダ人によってジャワ島より伝来したことに由来し、「男爵」は明治40年頃、川田男爵によるイギリスからの伝来によるものです。 「馬鈴薯(バレイショ)」はそれ以前に、中国より伝来したときの名残からきているのですが、現在一般には上記の3つをまとめて「馬鈴薯」と呼んでいます。そして「メークイン」は大正政府がアメリカより取り入れたものです。 馬鈴薯はゴロッと丸くホクホクとした食感で、メークインは滑らかな卵型で粘り気があり煮崩れしにくいのですが、いずれも100gぐらいが一番美味しいでしょう。 |
北海道産のものは丸型で芽がでるのが遅く、果肉は固くて辛みが強く、煮くずれしては困るため、牛丼などに使われます。府県産のものほど、南にいくに従って腰低で平たく芽がでるのが早くなり、水気が多く辛みも弱まり、煮こみもののカレーや生食用のオニオンスライスなどに用いられます。 選ぶときは道産・府県産に関わらず、頭のあたりを押して柔らかいものは芯が腐っていることがあるので避けたほうが無難でしょう。 |
レタスの歴史は紀元前4,500年ほどまで遡ることができますが、当時は種子からの搾油が目的であり、紀元前600年頃になってようやく古代ペルシャ人による葉の食用利用が定着したと思われます。 レタスは普通は生で食べますが、新鮮なものだと火を通しても甘さが出ておいしく歯ごたえも残るものです。 選ぶときはキャベツと違い軽いものがよいでしょう。重たいものは成長し過ぎで葉をはがしにくく、苦味が強いものです。 |
アスパラガスは収穫しないでそのまま育てると、1日に7cmも伸び、驚くことなかれ、最終的には2mを超える巨木になるのです。 アスパラガスは鮮度が大切な野菜であり、鮮度が落ちてしまうと首の部分が細く全体が筋っぽく固くなり、旨みもなくなってしまいます。 まれに見かける白いアスパラガスは「ホワイトアスパラガス」といい、芽の上に盛土して日光を当てずに栽培され盛土より頭を出す直前に収穫されるため柔らかいのです。 |
一昔前の胡瓜は皮の表面に果粉(「ブルーム」と呼ばれる白い粉)がついていましたが、現在出回っているモノは「ブルーム・レス・キュウリ」と呼ばれているものです。 この胡瓜は一見皮がピカピカ&ツルツルで美しく美味しく見えますが、実は皮が厚く、塩が馴染みにくく、また果肉が柔らかいため、そのギャップで歯切れが悪く味の評判はあまり良くありません。弊社としましては「ブルーム・キュウリ」をオススメしたいものです。 |
オクラは熱帯から温帯にかけて育ち、独特の粘り気は食物繊維によるもので夏バテ防止に大切なビタミンB1・B2を豊富に含む栄養価満点の野菜といえます。 緑色の濃い物がよく、黒ずんでしなびているものは鮮度が落ちているので避けましょう。 |
牛蒡(ごぼう)の原産地はユーラシア大陸北部ですが、現在現地では野生で分布しているに過ぎません。 そして中国では古くから薬用に使用されているのですが、食用にしているのは日本人だけなのです。 牛蒡は本体全体より白い「根」が生えていたり、切り口に黒い輪が浮き上がっているものは古い証拠なので避けましょう。また、断面に『ス』と呼ばれる大きな亀裂があるものも避けた方がよいでしょう。 |
トマトの原産地は中南米で、日本には17世紀と明治時代との2度にわたって伝えられましたが、いずれも観賞用にとどまりました。日本国内に本格的に広まったのは3度目の伝来で、大正時代になってからのようです。 トマトを選ぶときは赤く熟していて、なおかつ硬く、先より全体にかけてねじ込むような筋が入っているもの程、果肉が詰まっていて糖度が高く美味しいと言えるでしょう。また、水に入れて沈む物を選ぶというのも美味しいトマトを選ぶ1つの方法です。 |
白菜(はくさい)の原産地は中国で、日本には明治初年に渡来しました。当初、日本では冬の漬物用食材、また鍋用食材として用いられており夏場の需要はありませんでした。しかし、ここ近年夏場の需要も出てくるようになり、年間を通しての周年出荷される野菜となってきました。 白菜の選び方はこれもキャベツと同じアブラナ科なので、しっかりと身が入り十分に成長したものが美味しいものです。 |
キノコの需要を世界規模で見た場合、マッシュルームが1番のシェアを占めていますが、日本国内においてはやはり椎茸がナンバー・ワンでしょう。 そしてこの椎茸は『レンチナン』を含み、エイズウィルス(HIV)の増殖を強く抑制する効力が認められており、今後の研究の進展に大きな期待が課せられております。 椎茸を選ぶときは、傘の内側のヒダが白くキレイなものを選ぶとよいでしょう。傘の内側が見れない場合は、傘の外側が濡れたように色が濃くなっているものや弾力性の薄れたものは避けましょう。 |